Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

ありそうでありません、でも存在

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昔書いた記事の写真が出てきたので再掲。TA/D11、31系の車体色はおおざっぱに言って赤、青、緑の3色と、限定車に設定された白、銀、黒ですが、銀はたまたま車体全体が単色であったものの、ほとんどの仕様はバンパーや車体下半分のオーバーフェンダーやスプラッシュガードを別色としたツートンカラーでした。

意外なことに、スズキの定番カラーでもあったスペリアホワイト単色のカタログカラーが、テンロクにはあったのに、V6の2.0とディーゼルには無かったのです。

 

実際のところ、ヨーロッパには11/31系のグリルデザインのまま直4の2.0を搭載したモデルが、ハードトップはおろかコンバーチブルにもあったし、北米では1.8の直4を載せたロングボディもありましたから、国内においてもTA/D51WにV6用のグリルを取り付けるという趣向は、当然あってもおかしくない。しかしSマークを外したがる人はいても、グリルを交換して楽しむという人はほとんどいなくて、むしろその趣向はテンロクでノマドや後期型ショート系の人が、前期型グリルや北米仕様に取り替えるといった事例の方が多かったのです。凝ったパターンでは、フロントにガードを取り付けた人が、メッキのままのグリルでは浮いてしまうと、グリルを車体色に塗り替えるというケースはありました。

一見V6のハードトップ? と思わせるSIDEKICKさんの荒行TA51Wは、数少ないグリル交換例で、ショートボディのエスクードには51Wのグリルよりもこちらの方が似合うのではないかと感じさせる雰囲気があります。でも、こんなことやる人はいないだろうと思われていたのもまた、当時(5~6年前)でした。だから風花さんが撮影してきた、もう1台のTA51Wの写真を見たときは、ちょっとびっくり。いるところにはいる、という認識を新たにさせていただきました。

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