Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

そして三年目

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絆確実に風化しているけれど、記憶からも記録からも消し去ることのできない出来事。でも、新聞の記事を読んでもテレビの企画番組を見ても、その日を伝えようというテーマの影に、何か違和感を拭い去れません。

論説もナレーションも、ましてやバックグラウンドに流れる音楽も、要らないものではないのか? ブログに書くこと自体が破綻しているとはいえ、第三者ではない人々の言葉と、その日の光景だけをとらえた映像と音にしか、伝えきれるものは無いんだと実感します。『あいさつの魔法』なんて、もう誰も歌ったりしていない・・・

6 Responses

こんばんは。

年度末の繁忙期で忙殺されておりますが・・・

ここ数日、「あの日を忘れない・・・」的な番組を放送でやってますが、「忘れない・・・」と言っている時点で、過去のことにしているんじゃないかと・・・

先日、所用で北茨城から6号線を南下する機会がありましたが、茨城でさえ、「あの日」は、まだ目の前の現実なんだと再確認させられる風景でした・・・
東北3県であれば、なおさらのこと・・・

  • 当時は生きた心地がしませんでしたし、少なくとも一カ月くらいサバイバル状態でした。
    そこからの三年間もなんだかんだひどい状況の中で仕事をしてきましたが、以前よりも忙殺されそうな怖さがあります。
    復興が進まないとよく言われるけれど、異常なほどの業務量で、ふざけんなよ報道番組と言い返してやりたいです。

  • 復興計画を作ったはいいけど住人が戻ってこない。そもそも日本人が減るからどうしたものやら…と迷走している様ですね。あの企画すんげ~大変だったのになくなったとか、下方修正だとかそういう事が多いのではないでしょうか。

  • 空き地だらけの復興まちづくりが無駄な投資だとは思わないのが、僕の信条です。
    人口が減ろうが、そこで生活再建する人はゼロではないのよ。その人たちの再建を妨げてはいけないし、さらには負担人数少ないから土地購入代上乗せだとか住宅購入費高騰だとかをやってもいけない。
    一方、残された人々は、戻ってこない人に頼らず、新たに住もうという人々を呼び込む最大限の努力をしなくてはならないと思います。
    そういや仕事を通じて意見の公約数の世界をずっと見てきているなあ。被災地もまさにその世界ですよ。

  • 3年前には、報道番組の酷さに閉口して、一層ああいう報道は信用しなくなりました。
    未だに「お涙頂戴」的な報道ばかりなのは、どうにかならないものでしょうか。

  • 思うに前線は気づいているのでしょうけれど、数字と部数と広告を得るためには長いモノに巻かれているんだろうなと。