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  ~懲りない傾向~

塞翁が馬のめぐり逢い

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あらたりまして明けましておめでとうございます。

人の禍福は塞翁が馬と言われておりますが、塞翁さんの世情を見通す先見性を見習うべきとしても、世に伝わる翁の物言いはかなり誤解をはらみそうで、それこそそんな言い方して大丈夫かよと思うわけです(とりあえず、塞翁が馬の故事を紐解いてください)

ただ、故事は故事ですから、これを伝えた人々の言葉のリレーによってそうなっちゃったんだろうなあと感じることもまた事実です。そのあたりは翁のことを同情しておくとして、それでも予測不可能な世の中だからといって、安易に喜怒哀楽を表に出すものではないというのも、いささかさびしい。要は油断しちゃいけませんぜ、という緊張感はあっても、できることならおおらかに大胆にやっていければいいなあというのが、つくばーど流というところであります。

翁の馬の話に戻りますが、なんだかんだ言って結論を言えば、翁の馬は幸いをもたらす働きをしています。翁は良い馬と巡りあえていたいたのです。これをわが身に置き換えると、2005年に手に入れたスズキエスクードは、その年に失ったエスクードによって引き会わされることになった数奇な車で、不幸にして失われた先代のらすかるは、それ以前に乗っていたエスクードに惚れ込んだからこそ代を引き継ぐことになっていきました。

僕にとってエスクードという車は、塞翁さんの馬以上に禍福の「福」を引き当ててくれる存在で、昨日出逢った知人から10年来の友人たちに至るまで、何物にも換えがたい財産を積み上げてくれています。うちの2台のエスクードは、ことし、どんな出逢いの扉を開くのか、大いに楽しみであります。

クルマもドライバーもけっこうポンコツになってきていますが、またひと頑張して走り続けていきます。

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