Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

迂闊にも肝に使う

迂闊にも肝に使う はコメントを受け付けていません

何がどう肝なのかって、ノリなので説明は無しですが、テレビシリーズの最終話が、やりたいことは分かれどもぐだぐだ気味だっただけに、仮面ライダーフォーゼの完結編みたいな話の持って行き方は悪くなかったように感じました。

だけどとにかく東映のこのシリーズは、女優がきれいに撮れていないのがダメじゃねーかと思うのです。究極のショータイムで新・8人ライダーそろい踏みなどとうたっていますが、いやいや、全編通したら「ほんとのところ、どの子がヒロインなんでしょう?」と言いたくなるほど、ライダーガールズの多いこと。

美少女仮面ポワトリンがライダーガールズかどうかは棚上げの議論として、実はそろい踏みしたら9人、怪人同盟の娘っこを入れたら10人、天の川学園の教師まで含めれば11人もいるのですから。

それだけ若手女優がいて、メイクがこざっぱりしていたのが教師役の長澤奈央だけって、どういうんだ? と、そういうところを観ていてどうするんだの評をしても、フォーゼ編でイナズマンを組み合わせたのはそういうことかと、ちょっと感心するのでした。それだけに、ウィザード編でポワトリンが絡む理由はないよなあと思う以上に、アクマイザーがちっとも悪魔じゃないばかりか、究極の一翼を担っているであろう装甲車がとほほの出来と扱い。これをライダー史上に残るバイクアクションだと言うのなら、まだ仮面ライダーtheFIRSTやNEXTの方が、バイクスタントだけだったらはるかに上だぞと・・・

しかし、この大仕掛けの映画で客の目を引こうというのなら、上映開始前の予告編で、

「ギャバンっ、お前を絶対に許さない!」

とか叫んで『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦2』なんていう予告はやらんでください。来月公開予定の『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』までもが、もう霞んでしまったじゃありませんか

Comments are closed.