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  ~懲りない傾向~

華麗なる時代

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これだけ切り取ったら「なんだこりゃ」なシーンですが、西部警察ほどの数ではないにせよ並み居るパトカーを従えて、僚機にFC携えて、エスクードのコンバーチブルが先頭を切って駆けつけるなんて、想像したこともありません。あーこれはこのあと攻撃されて全車木っ端微塵にされちゃうフラグ・・・かと心配もしましたが、とりあえずそういう展開にもなりません。89年7月に上映された、東映まんがまつりのプログラムに組まれていた「機動刑事ジバン」の場面です。

「機動刑事ジバン」は、おそらくスズキエスクードが劇中車として採用された初の番組で、初代モデルでまだ1型時代の提供車両。しかし「デビューの時代」にも書いたように、主人公が乗っていながら活躍しないとほほな扱い。たまに未舗装路を走っても採石場か畑のあぜ道程度の扱いで、壊したら何言われるかわからんぞという制作側の雰囲気が漂っていました。のちに「知りませんでした先輩」で後日談もありますが、まあ脇役に徹しています。

ジバン劇場版のシーンだって、全体から見たら他愛もないことは間違いないんですが、ここだけ見たら後年登場する「ゴジラvsメカゴジラ」の初代1型ハードトップに引けを取らない。もうこのあと田村直人刑事がジバンに変身してバイカンやレゾンに乗り換えてもいいですよ。だいたい提供したスズキもなんだつてコンバーチブルを出したのか、珍事としか思えないんですけど、なんとなく不遇のテレビ版を、劇場版が華麗に回収してくれています。