Trend-Blue

  ~懲りない傾向~

復興の陰で

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不明先日、隣町へ買い物に出た折、通りに佇むこいつを見かけました。通り過ぎ様に撮ったこのアングルではなんだかわからないでしょうが、狸です。狸なんですが、鰻と鰌鍋の老舗の軒先番人でした。鰻と鰌ですけど、お店の名前は「弁天屋」。ついぞ、狸との関連性は不明のままで、震災被害を機に昭和初期からそこにあった古い店舗は取り壊され、今尚敷地は更地のまま。駅前の一等地だから、いずれ何かしら立地するのでしょうけど、町の老舗は次第に少なくなっているようです。こういうときは車をどこかに置いて訪ね歩きをしなくちゃいけないなあと思ったのだけれど、この町は親父の若いころからのテリトリー。僕が訪ねていかねばならない町も似たようなことらしいから、そちらの方が優先順位が高いのか。

開通後

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モニタリング常磐道が一部区間を残して福島県浜通りのかなりの距離を走れるようになって一カ月ちょっと。東北道の交通量に比べればまだ渋滞は経験していない往来ですが、夜昼関わらずに「馬鹿じゃないの?」という速度で爆走する車両は多く、部分的な追い越し区間はあるものの、そこに至る片側一車線の区間で後ろに付かれるのが大弱りです。なぜならこちらの前方にも走行車両が何台もいるのだから。

現状、いわき以北のルートでは四倉のPAを過ぎると、楢葉でPA、南相馬でSAを建設中ですが、これらの開業はもう少し先。宮城県に入って鳥の海PAまで、6号国道も含めて途中休憩可能か所はありません。

何処の道路でも同じことだけれど、車間距離を割り込み空間だと思って煽ってこないで欲しい。常磐の浜通りに限って言えば、それが高いか低いかの主観は人それぞれとはいえ、事故や渋滞で長時間足止めされたくない環境下にあるのです。煽る車はだいたい、いわき中央から常磐富岡、浪江から南相馬の区間で現れる。この区間内にある広野~常磐富岡間というのは、意外なほど空間線量が高めに出ています。

それじゃあ前走者が遅すぎるのかと言えば、表示されている制限速度より20キロは速い。いわき以南より速度は落ちますが、それはつまりそういう区間だからではないかと、ちっとは考えろよと。

 

成人式。

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ピンク可愛っ!

ピンク可愛っ!

実家の姪こちゃん1号が成人式でした。

嫁に出るまで4年近く一緒に暮らしてたので、しみじみするわぁ。
「おねーちゃん、来てくれる?」と楽しみにしてると聞いては
行かないワケにいかないでしょー。
まぁ正しくは「叔母ちゃん」なんだけど。
いろいろと事情が御座いまして。
ずっと「おねーちゃん」と呼んでたのを替えるのは難しいので
未だに「おねーちゃん」です。
私が遊びに行くと、しばしば会話が混乱します。
姪二人が私を「おねーちゃん」と呼び、私が義姉を「おねーちゃん」と呼び、「おばーちゃん」が「お母さん」で「おとーさん」が「お兄ちゃん」になるので・・・ 

小正月の風物

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どんと祭15日に盛岡市で開かれるどんと祭は東北(厳密には東北以外でも)の冬の風物です。仙台市でも14日の午後になると、一番町や中央あたりの通りは絶え間ない鐘の音が鳴り響き、そこらじゅうから半裸白装束の若者たちがそれぞれ、参拝先へと無言の行列を繰り出していきます。

もとは仙台藩に出稼ぎに来ていた南部杜氏が始めた参拝スタイルだそうで、南部杜氏といったら石鳥谷町が発祥の醸造集団で今尚全国の拠点。仙台発の奇祭と言われるどんと祭の裸参りは、岩手から来たもののようです。

しかし街をあげての行事となった現在では、大なり小なりかなりたくさんの企業や団体がこれに参加していて、大崎八幡宮だけでも3000人を超える参拝者でごった返し、正月の注連飾りや古くなったお札を焼いて息災を祈願します。

参拝に至る彼らは口に含み紙をくわえ、無言で歩くのですが、我々もはなしかけてはなりません。その間鳴り響く鐘の音は、なんとなしに街の空気を清めていくかのようです。

 

 

後藤田爆弾

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kg4日も連投して申し訳ありません。ここらへんで今回のパトレイバー話題は収束させときます。

映画のプログラムを読んでいたら、後藤田隊長役の筧 利夫さんがインタビューの終盤において

「続編と言う話があり、その企画に夢を感じられたら、もちろん俺は後藤田をやりますよ」

と述べております。

いやー、2課のハンガー爆破しちゃってるし「首都決戦」の成り行きでは後藤田さんの隊長存続も危ういし、それだけに映画がヒットしなければ予算も出ないでしょう?

「でも押井監督はもうやらないんじゃないかなあ(笑)。次は本広監督がいいんじゃない? 本人もやりたいみたいだし(笑)」

筧さんのインタビューはこれで結んでいますが、本広監督というのは「踊る大捜査線」の本広克行さんのことでしょう。へー、話半分で少し眉唾で、リップサービスだよねと受け止めたとしても、面白い。

これが時限爆弾になりますかどうか、5月の興行成績次第です。

貰い物の食卓。

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流石にマグロは買ってきたさ。

流石にマグロは買ってきたさ。

義父が「沢山貰ったから」って分けてくれた蜆と
実家から貰った自然薯でご飯。

蜆の方は5~6kgくらいあったんじゃないかしらん。
10Lのポリバケツの半分超えてたし・・・
会社で各々持ち帰ったけど、食べきらんがな。
そんなわけで実家と伯母のウチにもおすそ分け。
しかし・・・霞ヶ浦周辺に住んでる人に蜆のおすそ分けってのもなんだかなぁ(笑)

運がいいとか悪いとか・・・

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sn「えっこれだけ?」と言いきってしまいましたが、NEXTGENERATIONパトレイバーのエピソード12には、特車2課整備班長のシバシゲオさんに続き、続きと言いながら「初めて」、回想や写真ではなく、物語の中に前シリーズの主要登場人物を繰り出しました(と書いて破綻に気がついた。エピソード1ですでに上海亭の親父が出ているし、4や8には公安の高畑が出ちゃってるんですが・・・主要じゃないと棚上げしよう)

 

国連難民救済機関に身を置き、中東で高等難民弁務官をつとめている。という噂については、エピソード0にて整備班長が語っていた、元特車2課第一小隊長、南雲しのぶさんです。

エピソード12の冒頭、ほんとにこれだけの出演でしたが、長編版「首都決戦」の劇場での予告編では、姿ではなく、あの凛とした声だけの場面が紹介されていました(当然ながらそれぞれ別人)

もう一人、世界観をつなぐキーパーソンとして登場したのが、便宜的に東京WAR(パトレイバー2)で特車2課と戦ったテロリストの柘植行人さん。後藤田隊長が収監先に面会に出向きます。

映画の話は5月に観てからでないと「またこの手の話か」以上のことを語れませんが、世界的なテロの変質が生じている現在、パトレイバーは今さらの駒ばかりを撃ちながら、皮肉なタイムリーでの長編版が巡ってきています。

そのあたりは5月まで待つとして、人気キャラと言われている南雲しのぶという女性の設定については諸説ありながらもNEXTGENERATION世界である2013年ならば40代後半。まあおば様なんですけど、あくまで推定で60年代半ばくらいの生まれだとすると、おっさんである僕らなら全然かわいらしい(注 とりあえず10歳刻みで世代ごとにかわいい感が存在します)のです。

yt警視庁きっての才媛であったはずの彼女が、出世の王道とも言われる警備部にもかかわらず島流しポストの特車2課勤務となっていた所以は、パトレイバー2において柘植さんとの過去が描かれたことで有名です。此岸と彼岸にあった二人は、事件の結末において再び引き裂かれるものの、その情念はしのぶさんを彼岸に行かせてしまった感があります。

しかし彼女が「首都決戦」に柘植派の一人として再登場するとは思えない。直感的に、この長編版は彼女をヒロインの位置に置いているからそれはないと、僕が勝手思っているだけのことですが。

総監督によれば、長編版は五人の女性たちの戦いなのだそうです。彼女を何番目に挙げるかはさておき、特車二課の泉野 明とカーシャことエカテリーナ・クラチェヴナ・カヌカエヴァ(いっぺん本名で書いてみたかった)、今作で女性キャラに改められた警視庁公安部の高畑 慧。という布陣に加えて本作で新たに、第二小隊が戦いに巻き込まれる事件の対戦相手、光学迷彩能力を持つ攻撃ヘリのパイロットとして灰原 零という女性が登場してきます。

この人・・・ひょっとしたら柘植行人の娘? 柘植さんの家庭については家族構成は語られていないのであてになりませんが、東京WARの頃だと十代半ば、柘植学校(多目的歩行機械運用研究準備会)の時代に十歳前後(演じている森カンナさんが二十代半ばなので)とすれば、この娘にとってレイバーという存在は家庭崩壊とその後の自身の人生をも狂わせた忌まわしい機械で、崩壊の引き金となっている南雲しのぶという女性こそが憎悪の対象なのです。

エピソード12において、しのぶさんは手紙を受け取り、後藤田隊長は「柘植の収監直後に一度だけ、女性が面会に来た」(ただし警察関係者との話)ことを監守から聞かされています。それぞれ、それは誰だったのか。すべて想像でしかありませんが、一千万都民を盾に取られて呼び寄せられようとしているのは、中東に此岸を求めながら彼岸にいるしのぶさんではないのかと思ってしまうのです。

もちろん灰原 零=柘植の娘という前提ありきですけど。ついでに、この娘が父親っ子で、とーちゃん憎しだけど憎み切れず「思想家としての教え子」を貫き修練していたという話が無ければ、思いっきりはずれの話ですけどね。

 

 

オレンジ色の温いやつ

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上海亭中華料理屋だったら火力は熱くないといけない気がしますが、気分的に「ぬくい」でないと語呂が合わないのと思ってしまうのは、僕がおっさんだからです(わかる人にはわかる)

ここに挙げる中国料理・上海亭は埋立地の食に飢えた推定40人以上の胃袋をほぼ毎日のように満たすだけの出前をこなすだけでも充分に熱いと言えます。しかしだ、味自慢の店とか言われても、NEXTGENERATIONパトレイバー世界だとチャーハンともやしスープくらいしか出前してくれそうもないんで、クーポン券つきということもあり、悔しかったら食いに来い。ということなんでしょう。

上海亭2アニメーション版の上海亭やケータイ捜査官7世界の上海亭であれば、チャーハン以外のあらゆる献立を人数分出前してくれます。どちらのケースでも腹を壊すとい顛末が待ち受けていますが、前者は洗った皿を使っているかを確認すれば回避でき、後者は食い過ぎなければ回避できるという運命の選択を怠ってはならない展開があります。要するに脚本は使いまわすなという視聴者側の警告。

そんなわけで今週いっぱい(金曜まで?)、パトレイバーを観るとこの献立表がついてくるのですが、裏側はまあ見ない方がいいということで。

こんなもんもらっちゃったんでつい、帰り際に食ってしまうのがチャーハンという哀しいサガです。しかもなんですと? 来週になるとこれは手に入らなくなるけれど、入れ替わって手に入るのが南雲しのぶさんの現在の在職先の名刺だと?

・・・しまった。そっちのほうがいいじゃん。

引き出しと世界観

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ntg-5あーだこーだクサしながらも、とうとうNEXTGENERATIONパトレイバーの第7章まで来ちゃいました。エピソード12は5月封切り予定の長編映画につながる導入部だそうで、特車2課の存続問題と警備部の抱え込んだ「後藤爆弾」(そういう言い方はされていない)と、これらに呼応するように蜂起するテロだかクーデターだかという展開への「句点」なわけですが、20何年前の劇場版第2作ともつなげると言いながらの、それしか引き出しが無いのか? という世界観が残念。それをわかっていながら第7章のソフトリリースを待たずに観に行っちゃう自分が無念。

たぶんその長編映画も観に行って、やっぱりソフトを買っちゃうだろう予測に雑念ありありです。要するに長編版の予告編を一時間弱見ただけだった。というより、本物の予告編の方がすごかったので、エピソード12自体には「えっこれだけ?」という出し惜しみ感ばかりが残るのでした。

 

ネタでもウケ狙いでもない。

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珍しいよ、私のスカート姿。

珍しいよ、私のスカート姿。

仕事始めの日だけ、毎年スカート穿きますのよ。
あいさつ回りに来る営業さんが「?」って顔するのが楽しみだ(笑)

それにしても、普段穿きつけないから足が冷えるぅ。
オカシイな。結婚する前まで働いてたトコは制服あったから
毎日スカート穿いてたし踵の高い靴も履いてたんだけど・・・