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  ~懲りない傾向~

月面基地のある風景

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宇宙航空研究開発機構が10年前に飛ばした月探査衛星「かぐや」の観測データが解析され、月の地下に総延長50キロに及ぶ空洞の存在が示唆されました。

という内容のニュース記事

太陽系スケールでいったらほんとに見上げる距離でしかない月ですが、アポロ計画によって送り込まれたわずかな人間以外、まだ未踏の地と言っても過言ではない。

単に見上げるだけの距離がそれを阻んでいるのです。その意味では月における人類の活動というのは空想科学の時代を脱していないけれど、とてつもない昼夜の温度差と宇宙放射線からの防護という条件が、この空洞で賄える可能性があり、月の資源開発であったり火星探査への橋頭堡であったり、様々な空想科学を現実のものにするための展望が開けるかもしれません。

月面基地と言えばいろいろ出てくる中で、「謎の円盤UFO」に登場したムーンベースは、70年代初頭に制作され80年代を描いていました。接近するUFO迎撃とはいえその都度核弾頭撃っちゃうのは疑問ですけど、常駐司令官や管制オペーレーターが女性という設定こそが、今思えば最も現実を先取りした描き方でした。月面基地建設が具体性を帯びてくると、先進国の利権や都合でもめ事も起きるのでしょうけど、今回のニュースは宇宙を見上げる良い機会にもなったと思えます。

ただこういうときに限って、明日が新月ですから、夜空を見上げても月は出ていないんだよこれが・・・

2 Responses

月面基地のドームがあっちこっち監視しているみたいでカワイイ・・・

  • そ・・・そこ?