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  ~懲りない傾向~

節分戦鬼ゴガイジャー

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・・・すいません、あまりのベタなセンスに自分でも開いた口がふさがりません。

泣いた赤鬼、正義と悪との青と赤(違)。鬼というと赤鬼と青鬼がポピュラーな存在ですが、お察しのように鬼さんたちには緑も黒も黄色もいます(桃色がいないのは桃太郎との兼ね合い・・・かどうかはわかりませんが、それ言ったらモモタロスってものすごいフュージョン率だよなあ)

ゴガイ、とは瞑想修行を邪魔する五つの煩悩すなわち「五蓋」。仏教においてこれが色分けされており、赤鬼=貪欲(物欲・色情・渇望)、青鬼=瞋恚(しんに。悪意・憎しみ・怒り)、緑鬼=惛沈睡眠(こんちんすいみん。倦怠・眠気・不健康・怠惰・過食)、黒鬼=疑(疑心暗鬼)、黄鬼=掉挙悪作(じょうこおさ。後悔・甘え・我執)を示しています。

つまるところそれらは「鬼」というイマジネーションに転嫁された人間自身の負の心象であり、鬼そのものが人によって生み出された、鬼から見ればかーなーり迷惑なことをしてくれた具象化なのです。

こんなもん自分の都合で「鬼は外っ」とかやっちゃってきた(中国から渡ってきた風習だそうですが、平安時代にはまだ豆は撒いておらず追儺という儀式で邪気払いをした。豆をまくのは室町あたりから)のだから、ひどい話ではあります。

そんなことを考え出すと、節分の豆は自分自身にぶつけなければいけないような気もしてきます。それで自分の歳の数だけ豆を食うという風習が出てくるのか。しかしこれこそ人間ダメじゃんと思わされる核心で、食っても食っても毎年一個ずつ食う数が増える。

全然鬼払いができてないってことなんじゃないかなあ・・・