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  ~懲りない傾向~

月面基地のある風景

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宇宙航空研究開発機構が10年前に飛ばした月探査衛星「かぐや」の観測データが解析され、月の地下に総延長50キロに及ぶ空洞の存在が示唆されました。

という内容のニュース記事

太陽系スケールでいったらほんとに見上げる距離でしかない月ですが、アポロ計画によって送り込まれたわずかな人間以外、まだ未踏に地と言っても過言ではないところ。

ただ見上げるだけの距離がそれを阻んでいるのです。その意味では月における人類の活動というのは空想科学の時代を脱していないけれど、とてつもない昼夜の温度差と宇宙放射線からの防護という条件が、この空洞で賄える可能性があり、月の資源開発であったり火星探査への橋頭堡であったり、様々な空想科学を現実のものにするための展望が開けるかもしれません。

月面基地と言えばいろいろ出てくる中で、「謎の円盤UFO」に登場したムーンベースは、70年代初頭に制作され80年代を描いていました。接近するUFO迎撃とはいえその都度核弾頭撃っちゃうのは疑問ですけど、常駐司令官や管制オペーレーターが女性という設定こそが、今思えば最も現実を先取りした描き方でした。月面基地建設が具体性を帯びてくると、先進国の利権や都合でもめ事も起きるのでしょうけど、今回のニュースは宇宙を見上げる良い機会にもなったと思えます。

ただこういうときに限って、明日が新月ですから、夜空を見上げても月は出ていないんだよこれが・・・

真理の扉

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1911年10月3日、アメストリス国東部のリゼンブールにあった実家を焼き払い、12歳のエドワード・エルリックは弟で10歳のアルフォンス・エルリックとともに、賢者の石を探す旅に出ました。同国にて発達していた錬金術の禁忌を破ったために、兄弟は過酷な運命に翻弄されていくのですが、艱難辛苦を乗り越え大義を成し遂げていくのが「鋼の錬金術師」の物語。原作者である荒川弘さんの構想では、エドワードは米寿で天寿を全うするそうです。ということは1987年まで存命だったと(ただしこの暦は「大陸歴」というものに準ずる)

何度かアニメーション化され、原作漫画も2001年から2010年にかけて連載され完結しましたが、ここへきて特撮映画として年末に封切られるというから根強い人気を持つ作品です。まあ根強いだけに特撮版のキャスティングにはだいぶブーイングも出たそうですが。

かく言う我が家でも、登場人物の一人、ロイ・マスタングに関しては「及川光博さんでないとだめでしょー」と、それこそ映画の企画が公になる以前から母娘らが騒いでおりました。実際にはディーン・フジオカさんなわけで「それはー・・・ちがうけどしょーがないかー」というあきらめムードで、もうその時点でエドワード役なんかほっとけや状態です。

この手の映画化は、なんだかんだ言って「味が出せるかどうか」でしょうから、観てみないことには何も語れない。実は全然期待もせずにどうせこの布陣だしなあと夫婦で観に行った『銀魂』が、予想を大きく裏切る面白さだったので、上手に転がってくれれば『鋼』も化けるかもしれません。

 

 

 

コスモスに君と

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1980年のアニソンですが、インターネットを探すと様々な人がカバーして歌っていることを知りながら、その中の「茂木ミユキさん」の歌声が突出して素晴らしいなあと感じました。したら、youtubeにおいてアップロードされている彼女のカバー楽曲のなかではダントツの一位なのだとか。

ライブ以外のリミックスされた仕様はこちら

1/fゆらぎ という、心拍のリズムや鉄路を走る列車の音や川のせせらぎと同質の心地を与える声の持ち主だそうです。そういった声帯を備えていた歌手は過去にも沢山いるのですが、80年にこれを歌った「戸田恵子さん」も同様だったのではないかと思ったりするわけです。どっちが好みかと言えば、なんだかんだ言ってオリジナルの方なんですけど、今考えるとこの頃の戸田さんは20代前半だったのねー。

華の神酒~ハナノミキ~

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J・J・エイブラムスが「作らせーっ」て言うんだからやらせればいいんですが、彼が「怪談とホラー映画」の微妙な違いがわかっていて、「ましてやホラー映画はスプラッタームービーではなくてね」と言ってくれるような人ならば間違いはないような気がします。

ああ、君の名は。はもちろん怪談でもホラーでもないですよ。でもハリウッドが束になってかかってきたら、たぶん新海誠のセンスとは異なるものが出来上がることは避けられない。

こればかりは習慣も宗教感も異なる国のセンスだから仕方のないことですが、しかしエンターテイメントもやり過ぎたら引くじゃないですか。ご婦人方が絶賛した「ゴースト ニューヨークの幻」なんか、途中までは解るけどクライマックスで一気に嫌いになる作りなのです(俺だけか)

ハリウッド版には「越えてはならない壁」を意識してほしい。とか言ってて出来を見たらアニメを実写化してしょーもないもんやっちまう邦画より素晴らしかったら恥ずかしいけどなあ。

謎の仮面ライダーV3  Ω

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V3誕生と共に忽然と現れる彼の専用マシン・ハリケーンは、設定においてはダブルライダーから贈られたものとされています。この考え方には異存はありません。が、不測の事態から誕生させるに至った3人目の仮面ライダーに対して、ここまで手際よくバイクを用意できるのか? という疑問は自然に生じてくるものです。ハリケーンはV3の誕生とは関係なく、サイクロンを引き継ぐアイテムとして既に完成していたと考えるのが妥当ではないかと思うのです。

ハリケーンのデザインは当時のスズキのデザイナーがベースを手掛けているお話は有名ですがそれはさておき、旧サイクロン、ニューサイクロンからの変遷としてはドラスティックに変化しており、それでいてニューサイクロンの格納式フロントウイングを押し進めた安定翼とブースターなど、サイクロンシリーズの強化策が各部に盛り込まれています。これがまったく無縁のXライダーにもつながり、クルーザーのフロント推進レシプロポッドにもつながっていく想像もありますが、それもさておくとします。

ダブルライダーの次期マシンとして立花レーシングで(スズキの協力も得ながら)開発されたというハリケーンの出自は明確に説明できますが、もしそうだとすれば、この形に落ち着くまでのトライ&エラーもあったかもしれない。

そういう発想から、ひょっとしたら「新型サイクロン」の域として立ち上げられたテストベッドもあったんじゃないかなと、サイクロンカラーに戻して、トレードマークの風車も外して、後部安定翼も無くしてしまうと、案外サイクロンっぽくなって見えるような気がします。でもこれがなんとも地味。本郷猛だとそういうところには頓着しないでしょうけど、一文字隼人なんかは「もっと見栄えのいい色にしようぜ」とか言いそうじゃありませんか。こうして開発過程で風車や安定翼を追加しながら、カラーリングも一新されたのでは・・・?

しかし、すると、車体横の「V3マーキング」は、なんで最初から描かれているのだ? という問題も残ります。それについてはV3改造手術の合間に藤兵衛さんあたりが仕上げたのでしょうけれど、旧および改造サイクロン(初代)、ニューサイクロン(2代目)に続く「3度目の変革」として、これに関わった幾つかの出来事、何人かの人々を示すVariousという言葉が使われていると、つくばーどは非公式に解釈しています。

 

ロボそっちのけ

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 『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』 

エヴァンゲリオンぽい画面やらモビルスーツ然としたパーテーションラインだらけなリデザインのディティールとか、やっぱりなーとがっかりもしたのですが、格納庫のこのシーンだけでそういうところに目をつむろうとも思っちゃうわけです。

ホバーパイルダーもジェットパイルダーも、Z本体より好きなのです。

超合金魂よりもはるか昔、ポピニカシリーズは高くて買えずとも、プラモデルのホバーパイルダーはどうにか小遣いの範疇で手に入れることができて、それこそとても買えないジャンボマシンダーなんかどうでもいいやと満足してました。

そこに追加されるジェットパイルダーは、ホバー機がぼろくそに破壊されてしまった番組ではありえない、2機のパイルダーを並べて眺められるという、当時の子供としてはマジンガーZ対デビルマン並みの自分イベントを展開できたのです。

そこを突かれるとは「やられた」「やりやがったな」でした。

Zの10年後という続編ならホバーが飛ぶのはおかしいとか、以前の予告映像に対してブーイングしていた人がだいぶ多かったようですが、溜飲が下がったのか上げた手を降ろせなくなったのかは定かではありませんね。

謎の仮面ライダーV3  α

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デストロンのアジトで罠にかかり危機に陥った仮面ライダー1、2号を助けようとして、2人を改造人間分解光線の照射エリアから突き飛ばし、自らが光線を浴びて瀕死の重傷を負ってしまった風見志郎(生身にも効くのかあの光線)

彼を死なせたくないという本郷猛の意向によって、1度は拒絶した志郎の改造人間化要望を受け入れたことが、仮面ライダーV3誕生譚であることは言うまでもありません。

かくしてトンボがモチーフと言われる第3の仮面ライダーが登場するのですが、いやというほど改造人間であることの苦悩を背負ってきた猛と一文字隼人が、やむを得ぬ状況とはいえこれほど異形で戦闘力の高い仮面の男を生み出すことに長年違和感を感じています。

そのなかで、こうあってほしいと思っているのは、V3の姿かたちから性能に至るまで、猛の生化学者としての研究課程にプランニングされていたものなどではないよね? ということです。もしもあれが猛の脳内に培われていた改造人間制作案だったら、嫌悪感を感じるよなあと・・・

志郎の改造シークエンスは第1話におけるほんの数分の尺でしか描かれていませんが、かつて猛が改造された経緯では1週間かかっていることが説明されていました。だからカメバズーカがアジトを迫撃するまで、実はそれ相当の日数がかかっていると想像しています。

その間、ダブルライダーが何をしていたのかと考えると、放棄されたアジト内を家捜しして、使えそうな改造用データやパーツの調達に奔走した時間があったのではないか? その結果、トンボ型合成怪人のデータやパーツを見つけ出し流用したのではないかと考えるに至りました。

猛、隼人ともに、ゲルショッカー壊滅までの戦いにおいて自身の強化改造を行った実績はありますから、特に猛の保有技術でならば改造手術の執刀は不可能ではない。しかしデストロンによる生物と機械の合成という技術は持ち合わせておらず、機械に頼る戦闘形態については棄てざるを得なかったため、トンボ型合成怪人のメカニック部分は排除されています。

果たしてどのような機械パーツとの合成であったかは不明ですが、26もの秘密を内包した性能を察するに、単なる特定の機械合成ではなく、汎用性の高い特殊能力の塊をデストロンでは研究しようとしていたのかもしれません。と、この論理においては導き出していきます。

それらはおそらく対仮面ライダー用コマンダーという位置づけが考えられるのですが、そんな重要なものをデータやパーツとして残しておくかなあと、所詮は妄想にもほころびが出てくる。まあそこはそれ「どうせアジトごと吹っ飛ばしてやるんだから奴らを釣る餌にでもしてしまえ」とか短絡した考えを、デストロンがやってしまったのよと苦しい言い訳を添えておきます。

こうしてみると、後に作られた「仮面ライダーtheNEXT」におけるV3の設定は、うまいこと練り込まれていたなと感心する次第です。

誰がために八十八

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 『訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2018年版)』

一般公募から選択された、各アニメーション作品観光地化のコラボレーションとして、一般社団法人アニメツーリズム協会が推奨する八十八か所だそうですが、いわゆる聖地巡礼とやらに対するインフラ整備や地域周知のできていないところなどがノミネートされてしまうと、迷惑な話にもなりそうな企画です。

会長の富野由悠季さんは早速、活動PRの傍ら、自分の作品がないから気に入らないし(笑 正直に言ったかよ)、各地で渋滞などの問題も生じていることを指摘していますが、そういわれてみれば先日それこそ何の根拠もなくSPR47(スーパーロボットを47都道府県に一体ずつ設置)とか、うちの記事でも勝手に書いてますけど、会長作品とすれば無敵超人ザンボット3などで静岡県が上がってきてもよさそうだっただけでなく、お台場の「あれ」は次年度まで待たされるような雰囲気です。三鷹の有名どころなどは観覧システムの事情から入れられないようですし、狭山丘陵あたりを加えようものなら異なる視点から大反対が起きるかもしれず、こういう選定はけっこうデリケートなのです。

これ、けっこう「あれがない、これがない」の声もありそうなので、あと30作品も加えて煩悩かかえた108巡礼にしちゃえばいいのに。

しかし新宿駅東口で開かれたアニメ新世紀宣言の頃には、そこに「ちびっこが集まる」としか報じられなかったサブカルチャー以前のトライアルが、外貨の獲得をも視野に入れたビジネスチャンスに殴り込みをかけてくる時代になったことを感じさせられます。

じゃあこれを成立させているアニメ作品の現場って、国の就労改革の対象として改善がなされているのかどうか。動画を1枚描いていくら、という世界の片鱗だけを聞いてもなかなかブラック産業な気がするのですが。

 

とうの昔にそれぞれのガンダム

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昨日あたりからインターネット上に「変身前」の画像が散見されるようになり、9月24日お披露目というニュースも流れた「お台場の新しい設定寸ユニコーンガンダム」ですが、巷(都内)の様子はどうなんだろうと、意見を伺ってみました。

以前のときは、たまたま都内に出向く仕事があり千葉からお台場経由で現地入りしていたため、ガンダムの組み立てを3日間にわたって見物できたのですが、今は「ちょっと見てくるか」の距離ではないのよね。

 

いやあ、1st原理主義(笑)なので、自分自身が盛り上がっていません。

この手の話題に反応する人間が周囲にいないので、世間的にどうなのかもイマイチ分からないです。

と、さほさん。

私はYouTubeで建造プロセスが公開されてたのを視た程度です。
何より、私の周囲に宇宙世紀を生きてる輩がおりませんのですよ。

それよりも、一定の周期で大量増殖するみなとみらいのピカチュウの方が恐ろしい(笑)

とは和邇さん。

草野球仲間に、1人2人ユニコーン観てる人はいるんですが、いずれも映像(オリジナル)のみに関心(トイなどの周辺には関心なし)なので、分からないんです。
一般的な人からしても、ガンダムというのは白青赤のあれなんじゃないですかね?(ゼータだユニコーンだ宇宙世紀じゃない奴だの区別はどうでもいい感じなのでは、と推察して居ます)

という、はまたにさん。

そうなんだよねえ。いみじくも安彦良和さんが最初の三部作劇場化だったかその前後の頃に「今はもうそれぞれのガンダム」と、とうに手を離れた作品だしというコメントを寄せていたわけですから、おぢさんたちにとっては今さらの立像でありますから。

その上、デストロイモードに「変身する」というギミックの再現自体が、もう玩具オモチャとしてしか感じられない。そりゃまあコアブロック換装だって同類なんですけど、さすがにこれはずーっと若い人たちに譲り渡す愉しみなんだろうなと感じます。

ただちょっと妄想したんだけど、古今東西の巨大ロボットから厳選して47都道府県に一体ずつ、でっかいのを設置したら、かなりの多世代が右往左往して撮影コンプリートを目指すのかもしれないです。

 

きっと絵コンテまでで充分

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 GODZILLA 怪獣惑星(東宝サイト)

劇中に設定されている長距離亜空間航行技術を応用すれば、巨大生物一体くらい惑星上から追い出せそうな気もしますが、惑星上でそういうのを使うと別のトラブルを引き起こしかねないから禁じ手・・・と解釈しておこう。

これは「動きの描写」が勝負なんでしょう。

つい先日、ゴジラに動きを与えたスーツアクターの中島春雄さんが亡くなったばかりですが、シン・ゴジラのような制作体制が完備されると、ゴジラアクターを引き継いだ破李拳 竜さんの出番も無くなる。ましてやアニメーションとなると、野村萬斎さんがやったようなモーションキャプチャーのデータを活かすやり方もあるのでしょうけど、それもまたヒトを介した動きになって、わざわざ二次元動画に用いる意味も考え直したくなります。

ひとえに原画を起こすためのコンテをどのように切っていくかにかかっている気がしますが、昔から宇宙船や戦闘機やミサイルの描写だけは緻密になっているなかで、巨大生物というジャンルはけっこう難しい対比対象じゃないかと感じます。

ただそれ以前に、これはシン・ゴジラのとき以上に観たいと思わないわ。